いっとき有名ユーチューバーがこぞって「やってみた」動画をアップしていたブラジリアンワックスの鼻毛脱毛。

毎朝、鏡を見ての鼻毛チェックは絶対に欠かしてはならない。しかし、それでもちょろりと出てしまうのが鼻毛のおそろしさ。
というわけで、以前からやってみたかった鼻毛のブラジリアンワックスを50歳デビュー!実際に体験してみることにした。メリット・デメリットがはっきりしたので参考にしていただきたい。向いてない人もいるぞっ。
こんな方におすすめ
- 鼻毛がよく出てることがある
- 鼻毛が出やすい鼻穴のカタチをしている
- 鼻毛が心底恥ずかしい
今回の先生は・・・

目次でサクッとおさらい
ドンキで買ったブラジリアンワックスの鼻毛脱毛をやってみた





何が驚いたって、数もさることながら鼻毛の3割が白髪だったこと。

脱毛漏れはあったのか、なかったのか。
右がビフォー、左がアフター。


アフター画像を見るとわかるが、奥のほうに鼻毛が残っている。
鼻毛はムダ毛ではなく空気中に漂う異物やゴミをガードするフィルターという大事な役割がある。
はさみや毛抜きは奥まで切りがち。
ブラジリアンワックスで抜ける鼻毛は物理的に1センチほどなので奥の鼻毛まで抜く心配はないのはメリットの一つといえる。
ドンキで1000円ちょいの商品で試してみた
今回、購入したのは近所のドンキにあったこちら。
定番商品「GOSSO」が1800円に対し1000円ちょっと。あまり知られていない商品なので、あえて試してみることにした。いいか、わるいか分からないのでお金はかけたくない。ワックスをレンジで温めて鼻毛を抜くメカニズムはたぶん同じ。
説明書には両鼻4回、2ヶ月分とある。
2週間の1回のペースで利用すれば鼻毛が伸びる前に処置できるということか。
なぜ駅ナカで鼻毛を抜こうと思ったのか 「3分 1000円」の世界https://t.co/g1TWfiWlDX
— ITmedia ビジネスオンライン (@itm_business) 2018年4月10日
そういえば駅ナカにある鼻毛脱毛専門店が話題になったら、こちらは1ヶ月に1回の脱毛を推奨していた。
1回あたり1000円。セルフではなく抜き残りなどをチェックしてくれるので高くはないと思う。
今回ドンキで買ってきた商品は1回あたり250円ちょっと。
ちなみに、通販で購入できるもので初心者向きから選ぶならキングスノーズワックスという商品が298円。
10回分で1パッケージなので定期的な習慣としてケアしたいならオススメとなる。
KING's NOSE WAX(キングスノーズワックス)の公式サイトはこちら
痛みを和らげるやり方とコツ
ブラジリアンワックスで脱毛と聞くと、最大の心配は「痛み」をあげる人が多いのはないだろうか。



キットの内容
- 耐熱シリコンカップ(フタつき)…1個
- 専用スティック…2本(使い捨て)
- ブラジリアンワックス…16g(使い捨て/両鼻4回分)

ピンクの粒をレンジでチンすると液状のワックスになる
ピンクの粒々はなんだ?最初はちんぷんかんぷん。
付属の取扱説明書を読みながらやってみた。
STEP1:シリコンカップに粒のワックスを入れる
ワックス(粒)の入った袋から1回分4g(約小さじ1・両鼻の1回分)をシリコンカップに入れる
STEP2:耐熱シリコンカップを電子レンジに入れ加熱する
フタをとじたシリコンカップをレンジでチン。
加熱目安時間は、500W 4分30秒、 600W 4分00秒、 1000W 2分00秒。
家庭用なら500Wか600Wかになるだろう。

STEP3:スティックを回転させながらワックスを巻きつける
スティックを回しながらストッパーのところまでワックスをつける。
STEP4:逆さにして7秒垂れなければOK
チンしたてのワックスは高温なのでちょっとだけ冷やす。
7秒たっても垂れなければOKのサイン。
STEP5:ワックスがついたスティックを鼻の穴に差し込む
垂れない程度まで冷えたワックスを鼻の穴に差し込み、鼻毛によく絡むよう回転。そのあとは固定して小鼻周辺を軽く指で押さえながら約1〜2分待つ。

STEP6:ワックスのついたスティックを抜く
1、2分たったらスティックの棒を持ちながら、小鼻周辺を軽くおさえてほぐしながら真下に一気に引き抜く。
この2つがやり方のコツとなる。
小鼻を抑えるのは鼻毛以外にくっついているものをあらかじめ剥がしておくため。
真下に引き抜くのは鼻毛のねじれをなくすため。ねじれたが鼻毛は余計な痛みが走るリスクがある。
あとは、勇気だけだ。
引き抜いたあとは、ベビーオイルやワセリンで保湿しておこう。
ヴァセリン ペトロリュームジェリー(大)368g [並行輸入品]
ワセリンは肌ケアに欠かせないので常備しておくことをオススメしたい。

マイワセリン。もちろん常備している
STEP7:スティックのストッパーを折る
使い終わったら次回用にストッパーから折っておく。
パキンと折れる。4つ付いているので1回使い終わるごとに折っていく。

ブラジリアンワックスの鼻毛脱毛を試してわかったメリットとデメリット
メリットその1:鼻毛がまとめて抜ける
最初は不安しかなかったが、やってよかった。しばらくは鼻毛が飛び出る心配もなくなるだろう。
メリットは見える範囲の鼻毛をまとめてきれいに抜けること。誰かと話しているときに鼻毛が出ているんじゃないかという不安が消え精神的な余裕が生まれる。

鼻毛を切るアイテムといえば、専用のハサミか電動カッター、毛抜き、そして指で引っこ抜くらいしかない。そのなかでブラジリアンワックスによる鼻毛ケアは有力な選択肢になる。

メリットその2:フィルターの役割が残っている
鼻毛をごっそり抜くことで人体への影響があるのではないかという不安があったが、鼻毛が抜けるのは入り口から1センチ付近まで。
奥の鼻毛は残っているので異物の侵入を防ぐフィルターの役目は残っている。
メリットその3:不器用でも安心
毛抜きや専用のハサミを使ったことがある人ならわかるだろうが、皮膚を切ってしまう恐怖が付きまとう。

不器用だとちゃんと鼻毛の処理ができているかというリスクもある。その点、ブラジリアンワックスのよる処理は引き抜くだけなので不器用でも安心して使える。
メリットその4:鼻毛よ、早く伸びろ!と思う
鼻毛を抜いた瞬間の痛みは一瞬で終わり、そのあと鼻の穴に起こっている違和感に気付く。
鼻毛以外の花粉やウイルスや鼻くその元などの小さな異物や痒いとかムズムズするとかの感覚が無くなり、小さな宇宙空間が広がっている感じなのだ。その空間は鼻毛が抜けたわずか1センチ四方ほどなのだが、そこには確かに宇宙が存在する。

デメリットその1:痛い
初めて体験する人はほぼ100%「痛い」と感じるだろう。
ただし、その初回がMAXの痛みと思っていい。
人は同じ痛みには慣れてきて鈍感になってくるものだ。
デメリットその2:「抜く」ことによる健康への影響
ブラジリアンワックスは鼻毛をカットするのではなく「抜く」という行為。それは粘膜を傷つけ、その傷口から雑菌が侵入するリスクがあると言われる。鼻毛を根元から抜くのでそのリスクはゼロとはいえない。
自分の鼻粘膜には合わないと思った人は、どんなにクセになろうと別の手段を試してほしい。
リピートする人はワセリンなどの保湿ケアを忘れなければ問題ないと思われる。
デメリットその3:鼻毛が入り口付近にある人は2週間おき
通常の鼻毛タイプなら効果は1ヶ月ほど続く。
しかし、わたしのように入り口の内側付近に鼻毛が生えるタイプは、1、2ミリでも鼻毛が飛び出てしまうので2週間が限界。
2倍のコストがかかってしまうので、コスパが悪い。
デメリットその4:買うのが恥ずかしい
別に店員はなんとも思っていないはずだが「鼻毛」というだけで恥ずかしさがつきまとう。
女性ならなおさらだろう。
対面販売が恥ずかしい人は通販の力に頼ろう。
1回だけならAmazonでも購入できるGOSSO。
ブラジリアンワックスで鼻毛脱毛をしてみた、まとめ
ポイント
・全然痛くないはウソ。どのブラジリアンワックスを使っても痛いものは痛い
・鼻毛以外も取れたようなさっぱり感がある
・クセになる
・女子にもオススメ
見なかったことにするより知らせてほしい。#鼻毛#おじさん
【 鼻毛通知代理サービス チョロリ #CHOLOLI 】 https://t.co/cqM1E3MnSq— 男を磨くぞっ (@otokomaeonly) 2018年5月19日
鼻毛が出ていることを匿名で伝えてくれるサービスだ。


相手に応じて文面を考えてくれてこんなメールを届けてくれる。 基本は指摘したくないし、されたくもないのだが・・・。
鼻毛ほどムダ毛じゃないのにムダに感じる毛はない。こまめなメンテナイスを怠らないようにしよう。