アロマ…おじさんにとってはこれほど遠い存在はない。街では専門店を見かけるほど浸透しているけれど、いつも素通り。一生縁のない存在だと思っていた。
そんなアロマに興味ゼロのわたしが、あろうことかアロマはアロマでも「飲むアロマ」を体験することに!
というわけで、かつてはドブのように口が臭かったわたしが50歳デビュー!「飲むアロマ」を初めて試してみたぞ。
飲むアロマとは?

ざっくり整理してみると・・・
アロマ、フランス式とイギリス式の違い | ||
フランス式メディカルアロマ | イギリス式リラックスアロマ | |
発祥 | フランス(1937年) | イギリス |
目的 | フランスでは医療に活用されている | おもに美容やリラックス |
処方 | フランスでは個人での調合はもちろん、医薬品として医師が処方し薬剤師が調合することもある 日本では医薬品扱いではない |
誰でも扱うことができる |
使い方 | 塗る、飲む、香るなど | 主に香りを嗅いだりマッサージオイルとして。必ず希釈して使う |
口臭は病気ではないが、フランスでは「医薬品」として扱われてると聞くとちょっと期待せずにはいられない。
メディカルアロマを試してみた

先生がなにやら小さな瓶に入った液体をミネラルウォーターに数滴垂らしたものを飲んでみる。
公式サイトによると、レモンのアロマは水や炭酸水に入れるほか、ディヒューズしてさわやかな空気の香りで気分をリフレッシュしたり、お菓子や料理の香りづけにも使えるそう。
ドテラのエッセンシャルオイルの多くは「低温水蒸気蒸留法」で抽出されます。減圧下では液体の沸点が下がることを利用し、できるだけ低い温度で蒸留する方法です。原材料を入れた蒸留釜に水蒸気を通して成分を溶かし出し、その後蒸気を冷まして水と油(エッセンシャルオイル)に分離させるのです。 わずかな熱にも弱い柑橘系オイルは、温度管理に気を配った「低温圧搾法(コールドプレス)」で、果皮から成分を搾り出します。 ごく一部のオイルを除き、アルコールなどの溶剤は使いません。
(出典:ドテラ公式サイト)
言葉の説明だけでは、100%理解するのは難しい。でも果皮の水分を飛ばしたり絞ったりして抽出した天然のオイル成分であることはなんとなくわかるので、安心していいのかもしれない
実際にレモン水を飲んでみて、ヘンなものが入ってないことは自然な香りや味が教えてくれる。
口臭
飲めることがわかったところで、次は口臭が気になるわたしのために先生が事前に用意していたブレンドオイルを試すことに。
ブレンド内容
・エッセンシャルオイル・レモン
・エッセンシャルオイル・ペパーミント

これを口の中でシュシュっと2回ほどプッシュ。

少しだけ口の中がピリピリしたけれど、すぐに口いっぱいに爽快感が広がった。
レモンとペパーミントの香りが鼻にも広がったので思わずこんな質問をしてみた。
アロマのブレスケア、あなどれないぞ。
体臭
次は手の甲にペパーミントを数滴。



首の後ろや頭につけると・・・
スプレータイプの小瓶に取り分けで持ち歩けば加齢臭対策や眠気覚しにと仕事がはかどりそうだ。
口紅
(出典:大谷先生のフェイスブック)
メディカルアロマの良さを広める仕事をしている大谷先生。最近の講座で口紅が一番人気だという。ほかにも、虫よけスプレー、痒み止め、制汗クリーム、日焼け止めクリームまでオリジナルのものが作れるとのこと。

意外にコスパがいいこともわかった。ベリッサは別格。
注意したいこと
一般的なアロマは飲んだり塗ったりできない。まして100円ショップで売ってるようなアロマオイルは化学物質を嗅いでいるような商品もあるので絶対にマネしないで、とのこと。

メディカルアロマは赤ちゃんにも安心して使えます
また、ブレンドしたものを勝手に売ることができなかったり、日本ではフランスのような「医薬品」扱いではないので「効果効能」をうたうこともできないので注意が必要だ。
まとめ
(画像引用:シャボン玉石けんのスクリーンショット)
先生によると最近「香害」という言葉が生まれたそうだ。シャボン玉石けんがこう投げかけている。
柔軟剤や、洗剤の人工的で過剰な香りに苦しんでいる人が増えています。
香りに含まれる化学物質が、めまいや吐き気、思考力の低下を引き起こす
化学物質過敏症の原因の一つになるのです。
中には、友人や同僚の服についた香りにより、学校や職場にいけなくなるといった、深刻な問題を訴える人もいます。
当社が行ったインターネット調査において、「人工的な香りをかいで、頭痛・めまい・吐き気などの体調不良を起こしたことがある」と答えた人がなんと5割を超えていました。
もはや、社会問題といってもいい割合ではないでしょうか。エチケットのつもりでつけていたあなたの服の香りが、だれかの健康を奪っているかもしれない。
そこまでして、香り付き柔軟剤や香り付洗剤を使う必要はあるのか。
過剰な香料や添加物を使う必要があるのか。
シャボン玉石けんは、あなたに問いたい。
もっとメディカルアロマについて知りたくなった方は先生に連絡を取ってみてはいかがだろうか。
※なお、この記事は口臭予防をめぐるメディカルアロマ体験を目的としているもので特定商品を宣伝を意図するものではありません。