パッとしない外見なのになぜかモテる男がいる。理由として集約されるのは「マメ」「聞き上手」そして「褒め上手」の3つ。
なかでも気になる異性をときめかせるときに外せないのが「褒め上手」。一つ間違えれば、いやらしくなってしまう、できるようでなかなかできない言葉のチカラだ。
女性が男性から言われて思わず嬉しくなるフレーズをまとめたので参考にしてほしい。
今回の先生は…

女性が男性から言われて嬉しいフレーズは2パターン
女性にかけるフレーズは大きく分けて2パターンある。
一つは、女性自身を褒める。外見を褒めたり働きぶりを褒めたりなど「自分のそんなことまで見てくれていたんだ」と心に刺さるパターンだ。コツは「さりげなく褒める」を意識すべし。
もう一つは自分の気持ちを相手に伝えるとき。「好きすぎる」「また会いたい」など好意を寄せていることを分かってもらえる。この場合、自分への好意があるかないかで受け止め方が変わってくるので、脈なしと感じたら潔く撤退したい。
いずれにせよ、基本女性は自分の話しか興味がないのが大前提。
言葉をかけたあとは、聞き上手に徹する。女心をくすぐる土台となるものなので肝に銘じよう。石田純一はこれだけでモテてきたようなものだ。(ホントかよっ)
外見を褒めるフレーズ
見た目を褒めるのは基本中の基本だ。ただし、「さりげなく」もまた忘れてはいけない大基本となる。テクニックとして、目を合わせないなどツンデレを意識するとイヤラシさは薄まる。
その1:あれ、髪切った?その髪型もいいじゃん
タモリかっ、と侮るなかれ。女性にとって髪の毛は命。

その2:メイク変えた?
眉毛やアイラインのちょっとした変化に気づくのは難易度が高い。が、裏を返せば嬉しくさせるポイントも高い。



髪の毛やメイクはあくまでも一例。ポイントはただ単純に「キレイだね」「カワイイね」とは言わないこと。漫然としすぎると、下心感などが出てしまいがちとなる。
褒めるなら「具体的に」を意識すること。
こんな小さなところまで見てくれていたんだ、と嬉しくなるはずだ。
内面を褒めるフレーズ
外見を褒めるフレーズはスキルが求められる。日頃も努力も必要だ。一方、内面を褒めるフレーズは割と自然に出てきやすい。
その3:一緒にいると楽しいわ、ありがと
一緒にいて「楽しい」と伝えるのは、女性にとって「外見、内面を含めた存在すべて」をまとめて「楽しい」をさしていることになるので悪い気持ちになる子はほとんどいない。

その4:頑張りすぎないでね
同じに聞こえるかもしれないが、実は「頑張ってるね」より1ランク上のフレーズ。頑張ってることを褒めている上に「気にかけている」「心配していること」まで伝わる。ムリしないでほしいと労われることは家族に近い心情。距離が縮まらないはずがない。




その5:○○さんって、笑顔が素敵だよね
「○○さんって、美人だよね」は本当の美人からすれば言われ慣れているフレーズ。ほぼ響かない。そこから「笑顔が素敵」のように一歩踏み込んだ表現が吉。「照れてるところがカワイイ」「いつも目がキラキラしてて、こっちも元気もらえる」など、応用フレーズは無限大。

カマかける系フレーズ
相手に好意を寄せていることが伝わっているかどうか微妙なときに使うフレーズ。もし、脈ありだと判断したら一気呵成に前進しよう。恋愛は確率っ!
その6:モテるでしょ?
モテそうと言われて喜ばない女性はいない。ポイントは外見ではなく内面も含めたニュアンスにすること。
たとえば、ちょっとした気遣いを見せたときや会話が弾んだときに「モテるでしょ」というと自然なかたちでコミュニケーションが取れる。その流れで好意があることを感じさせることができれば大成功だ。

その7:もうこんな時間?
「もうこんな時間?」は時間を忘れるほど楽しかったという意味のほかに、もっと一緒にいたいというニュアンスを含んでいる。
刻々と迫る別れの時。「もうこんな時間?」と言ったあとの彼女の表情に注目。脈ありなら淋しさと憂いがにじみ出ているはずだ。「もっと一緒にいたい」、「また会いたいな」と畳み掛けるのもありだ。

その8:彼氏がうらやましい
「彼氏いるの?」ではなく「彼氏が羨ましい」。彼氏がいるかどうかも知らないときに、彼氏いる前提で話すことがポイント。その意味は「彼氏がいるの当たり前に感じられるくらいあなたは魅力的ですよ」。
「彼氏いない」ならばチャンス発生。「彼氏いるよ」なら心底ガッカリして見せれば、脳裏には焼付く。いつかチャンスが巡ってくることもありえるのだ。たとえば、彼氏がいても不満を口にするようなことがあれば、それは光明。逃すな。

その9:○○さんって、チャーミングだね
「キレイだね」でも「かわいい」でも「色気あるね」でもなく、「チャーミングだね」。
外見だけでなく、立ち居振る舞いやしぐさなど、いろいろな要素が加わってくる。あなたのことが魅力的に映っているニュアンスをいやらしくなく伝えることができるはずだ。
ただし、チャーミングのあとには具体的に何がチャーミングなのか、その答えを用意しておこう。どんなところがチャーミングなのか聞いてくる。
ハンカチの使い方とか、ゆっくり食べるところとか、なんでもOK。些細なことでもチャーミングに感じてくれているんだと笑顔に変わるはずだ。

その10:○○さんみたいな人、初めて会ったかも
↑こんなこと言われた女性は私の何が「初めて」なのか気になって仕方がなくなるに違いない。もし、あなたが30歳だとしたら30年で初めて会った女性ということになる。
それだけで、スペシャルな存在だということが伝わる。そこで、あなたが次に言うべきセリフは広い。
最初に、嬉しくなるフレーズには2パターンがあると言ったが「女性自身を褒める」と「自分の気持ちを相手に伝える」そのどちらでもいい。
リスクが高いフレーズ
使いがちだがリスクが高いフレーズもあるので気をつけよう。
スリムだよね〜
細いとかスリムだとか言われるのは一見褒め言葉に聞こえるが、女性自身がどう思っているかにもよるのでリスクが高いフレーズとなる。「瘦せぎす」「メリハリがない」など体型についての直接的な表現につながるからだ。
スタイルをめぐるフレーズは地雷だらけ。想像以上にマイナス方向で気にしている人が多いので触れないほうがいいことを覚えておこう。
いい匂いがするね
匂いは難しい。性的な表現に直接結びつきがちなので恋愛スキルが低い人は使わないほうが賢明。

背伸びは禁物だ。
お前のこと、嫌い
よく恋愛指南本で書かれているのが、思っていることと逆のことを言うテクニック。
背伸びは禁物だ、2。
まとめ
いかがだっただろう。繰り返しになるが、同じフレーズを喋っても「嬉しい」か「気持ち悪い」か相手次第では分かれてしまう。
どっちか分からない?常日頃の言動によるものなので「自分を知ること」から始めてみたはいかがだろうか。
心から健闘を祈るぞっ!